今年の夏休みの総括を終えて。
夏休みも無事に終わりに近づいてきました。
アクアでは、今年は大幅にスタッフも変わっての初めての夏休みということもあり、事業所としては3年目としても、不安と緊張のあるスタートとなりました。
その不安とは裏腹に、おかげさまで、こどもたちもおおきな怪我をすることもなく、私たちスタッフにとっても、こどもたちにとっても、たくさんの思い出づくりができたと思っています。
と同時に、私たちにとって、今回の夏休み期間中での取り組みの中で、いろんな課題も見ることができました。それは、アクアにとって、今後を左右する大きな課題だと言えます。なぜなら、それらが「こどもたちやそのご家族に対する関わり方」という、最も私たちが重要視している大切な部分だからです。
私たちは、「こどもたちの、苦手なこと、できないことをできるようにする。」ことを最重要課題とはしていません。一番大切にしていることは、「こどもたちが大人たちをこころから信用して、自信をもって自分の意思を表現することができるか。」「こどもたちが、大人たちを信頼して、本音で向き合えるか。」ということが何よりも重要だと考えています。そのために、私たちが行動指針として示したものが、「SIMPLE」「SMILE」「SLOW」「SPECIAL」「SOCIAL」という『5つのS』ということとなります。
しかし、この夏休み期間中の私たちは、その大切な部分を忘れかけているのではないかというような場面が数多く見られました。
長期休暇は、朝から夜までお預かりするために、スタッフにとっても体力と集中力が求められます。あわせて、アクアのスタッフの勤務時間は、他の事業所と比べても長時間となりますので、緊張感を維持することがとても大変になります。
しかし、だからこそ私たちは、プロとして「こどもたちには笑顔を絶やさず、私たちのペースではなく、こどもたちそれぞれのペースにあわせて、ひとりひとりがそれぞれの意思をもって、積極的に社会に関わりをもちつなげていく」ことが求められるはずです。
そのために、私たちは常にスタッフに対しても明確に「スタンス」を伝えてきたはずでした。
ここでは詳細なことは書きませんが、私たちは「期間中何もなければ大丈夫」ということではなく、常に自分たちの行動には責任をもって取り組み、自分たちの弱点にも向き合い、改善に向けて取り組んでいける、そんな支援機関でありたいと思っています。
私たちの考える「専門性」とは、単に専門的知識や技術を得て、それを伝えることではなく、『自分たちは常に未熟であることを自覚し、だからこそ私たち自身の弱点にも真摯に向き合い、こどもたちから謙虚に学び、時々、自分の支援のあり方を振り返ることができ、間違いがあれば素直に受け止め改善に取り組み、そして、ひとりではなく、仲間や他の支援者と協力して、こどもたちの一度しかない貴重な時間を、支援者として全力で取り組んでいくこと』だと思っています。
私たちは、対人援助職を専門とする職員です。逆に言えば、そこに専門性を求められないのであれば、この仕事を行う上では致命傷です。だからこそ、今回の課題をもう一度全体で話し合い、そして、皆様から選ばれる事業所であり続けるために、たゆまぬ努力を続けていきたいと思っています。



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