クレア高等部専門部門について

先日、ホームページのリンクをフェイスブックに、高等部専門部門の案内を少しだけのせましたが、思いのほか反応が早くあり、驚いております。

対象年齢のお子様をもつ保護者の皆様の関心の強さを、今回、ひしひしと感じている次第です。

今回、この「高等部専門部門」の設置をしようと決断したのは、新たな方向性として「就労支援事業所」の設立を目指していくなかで、ひとつの壁に当たったのが最初のきっかけです。

というもの、学校を卒業後、多くのこどもさんが就労や生活支援を行う事業所に行くのですが、その前に、学生時代からよりこどもたちに、就労とはどういうことか?自立とはどういうことか?という内容を、じっくり理解してもらう機会をつくるべきではないか?ということを、実際に放課後等デイサービスを通して支援を行うなかで、感じることが多くなったからです。

ただし、実際にそういった支援を行おうとすると、放課後等デイサービスの実情から、その内容はどうしても限られてしまい、また、それらを実行することは、現実問題として厳しい状況です。

逆に、高等部専門部門の放課後等デイサービスをつくるのは、事業運営上たいへんなリスクを伴います。放課後という時間をつかって、どこまでこどもたちに求められるのか?本当にこどもたちが、「行きたい!」と思ってきてくれるのだろうか?そもそも、高校生だけで運営が維持できるのか?ということを考えると、なかなか実行するには難しい課題も多くあります。

しかし、これまで就労支援を行ってきた経験をもつ私たちからすると、それでもなお、そういった機会を提供して、こどもたちの反応を確かめてみたい!という興味・関心が、今回の高等部専門部門の設立につながったと言えます。

今回の『高等部専門部門』は、私たちにとっても実験的な取り組みということとなりますが、あくまで私たちは、こども主体で物事を考えるために、こどもたちへの配慮を考えて、(周囲の強制を減らす上でも?)クレアの定員の範囲内での「1日あたりおよそ4名」「利用は一人あたり週2回まで」としました。

その支援の内容は・・・?正直に申しますと、まだ何も考えていないのが本音です。まずは、高校生ばかりの環境を、こどもたちがどのように感じるのか?そのなかで、こどもたち自身がどのような動きをするのか?そこからこどもたちのアセスメントをじっくりとって、その子に応じた支援内容を設定しようと思っています。

ただ、漠然と考えているのは、まず、事業所に来たら、タイムカードを自分で打刻するところから始めようと思います。その日の体調や気分、学校での出来事などを、簡単な用紙に記載(もしくはチェック)してもらい、そこから今日、それぞれが何に取り組むのかを報告してもらいます。

宿題や課題に取り組む人がいれば、場合によっては作業や訓練になるかもしれませんし、パソコンを使うかもしれません。また、週末のおでかけの話し合いになるかもしれませんし、座学や講義になるかもしれません。SST(社会技能訓練)なんかも取り入れられたらいいなとも考えていますが、実際にこどもたちが興味を示してくれるかにもよります。

長期休暇に入り、時間が長くなれば、実際に作業訓練を行う予定にしています。例えば、洗車活動や清掃活動といったように、担当を決めたり、手順を決めたり、道具を揃えたり、話し合いを行いながら取り組んでいきます。また、実際に作業を行うことで、内容に応じた賃金(お駄賃程度ですが)をお支払いするつもりです。

そうやって、自分で働いて得られたお金を、今度は実際にどのように使うかをみんなで話し合い、楽しみにつかってみたいなと思います。そういった、私たちにとって当たり前の経験を重ねる中で、「働くことは、自分の希望を叶えること」という意識が生まれてくれたらいいなと考えています。

実は、内容は何も決定していませんが、いろんなことを試してみたいと思っているのです。


これらのことを取り組む上で、周囲で小さいこどもたちがあそんでいる状況では難しいので、部屋はちいさいこどもたちと完全に分けて行います。高等部専門部門の職員を配置しますので、スタッフは常駐し、こどもたちへの不安や混乱を最小限にします(緊急で変わることもあるかもしれませんが)。


今、みなさんにお伝えできるのは、このあたりまでです。

同時に、まだスタッフも確定しておりません。放課後等デイサービスは、完全な人材不足に陥っています。給与も、そんなに低く設定はしていないのですが・・・(苦笑)どなたか、職員として働きたいというご興味のある方も、是非、お気軽にお問い合わせいただけたらありがたいです。話だけでも結構ですよ〜〜〜〜!






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