《利用児童募集中》いまいちど、私たちについて。
まもなく、新学期がはじまるからでしょうか?今、新しく見学や利用のお問い合わせをいただくこともふえてきました。久留米市内にふたつの児童発達支援および放課後等デイサービス事業所を構える私たちが、日頃、どのような思いで、こどもたちに接しているのかを、今一度、皆さんに知っていただければと思っています。
私たち、こどもサポートルーム アクアとクレアを運営する株式会社五つ星工房は、平成26年5月に現在のこどもサポートルーム アクアのある場所に設立しました。私たちは、当時、放課後等デイサービスの激戦区でもあった八女市から、私たちの考える理想の支援を求めて、久留米市に飛び出してきた事業所です。
当時の久留米市には、様々な障害を抱えるお子さんが利用できるデイサービスはほとんどなく、多くの方々が利用を求めて八女市といった周辺地区まで通所を行なっていました。そのような声を耳にしていたらこそ、私たちはどこよりも早く、久留米の地に根ざして、久留米のみなさんのために利用を行なっていただく環境を提供するために、こどもサポートルーム アクアとクレアを設立しました。
私たちの事業所には、遠くは鳥栖市やみやき町などからもお問い合わせをいただきますが、みなさんには利用をお断りしています。もちろん、送迎ができないといった理由もありますが、あくまで久留米市にお住まいのお子さんのために設立したものであり、働くスタッフも久留米市にお住まいの方を中心に働いてもらうことを目指したからです。ちなみにスタッフは、必ずしも久留米市出身ではありませんが、多くは、久留米市に転居を行なっています。
そして、私たちは「ウリになるような支援」を持たない事業所として、今まで取り組んできました。逆を言えば、それこそが私たちの「ウリ」といって良いかもしれません。私たちは、「療育」ということばに左右されない支援を目指しています。なぜなら、この世の中に、万能な、あらゆる子どもたちに適した療育支援は存在しないからです。あくまで、私たちは「ひとりの子」を見て、様々なアプローチをかけます。集団のなかですので、必ずしもひとりに支援を行うことは難しいですが、集団のなかでも、個をみながら支援を行うように日々努めています。
特に、事業所数が格段に増えた「放課後等デイサービス」は、今、帰路に立たされています。利用するこどもたちにも、これから大きく影響を及ぼすかもしれない状況もあります。なぜなら、本来、私たちは常に「こどもたちの未来への責任」を求められているからです。放課後等デイサービスを利用することで、何が本人の成長につながったのか?本人では比較できないからこそ、その「結果」に対して厳しく評価されようとしているのです。
これからも、私たちはこどもたちがいつも笑顔で楽しく通所を行なってもらえるような環境を提供していきますが、同時に、放課後等デイサービスの役割のなかで、何がこどもたちに身についたのか?といったことを求められるようになります。18歳を迎えるこどもたちが、どのような状態となって社会につながっていくのか?これまでと違い、学校の責任だけではなくなっているのが、私たち「放課後等デイサービス」なのです。
私たちは、事業所におけるこどもたちを細やかに評価を行い、そのなかで、こどもたちひとりひとりの持っている力や可能性を最大限に引き出す努力を行なっています。設立5年を迎えた私たちは、長い関わりのなかでそういったこどもたちのちいさな変化を常に感じながら、今の現状に満足することなく、可能性を広げていく努力を行なっているのです。私たちは、今、まさにこれまでの努力が実を結ぼうとしているのです。
私たちは、健常とよばれるこどもたちとなんら変わらない体験を行ってほしいとの想いから、様々な環境に出向き、社会のなかで多くを吸収してもらうように努めています。そのために必要な、ルールやマナーなどを、普段の事業所での支援のなかで自然に身につけてもらうように努めているのです。同時に、必要な配慮の見極めなども行い(合理的配慮)、可能な限りバリアを取り除く支援も行なっています。当たり前のようですが、ご家庭のなかでそのことを身につけてもらうには、かなり大変な面もあります。時間に追われるご家族に、本人ができるまで待つことを強いられることは、きょうだい児を含めた他のご家族がいれば、さらに難しくなります。
私たちは、学校の先生やご家族ではない立場で、そういった社会との関わりを教える専門職として存在していると自負しています。言い換えれば、そのことこそが私たちの存在意義だと感じているのです。ただ、私たちアクアとクレアの職員すべてが、必ずしもそういった意識の下で支援を行なっているまでには至っていない面もあります。しかし、あくまで私たちが求めているのは、先生でもなければお父様やお母様ではない立場でできることなのです。
そして、いよいよあと数年で、私たちから「卒業生」を送り出すことになります。そのときに、私たちがこれまで関わってきた成果が問われます。しかし、私たちだけでは限界もありますので、今、取り組んでいることの一つとして、就労支援事業所との連携を行なっています。自前で就労支援事業所を持つのではなく、今、地域にある社会資源とつながり、学校が行う実習以外の「本格的就労支援」を行なっていけるような体制を作っています。
お子様がまだ低学年だと、そんな話はまだ先だと考える方もいると思いますが、そういった体制を作るためには、そこ1年2年で出来上がるものではありません。ましてや、就労支援は「実際に企業に就職した経験を持つ方々の視点」が求められますので、福祉しか知らない人から学ぶには限界があるからです。企業は利益が必要であり、その利益に貢献してくれる人かという視点も大切です。だから、配慮を求めていくことも重要ですが、それだけでは、お互いに破綻してしまう可能性もあります。それは、作業所や訓練事業所も同じなのです。
私たちは、そういったノウハウの蓄積も行なっています。そして、これまで蓄積した経験と技術は、私たちの事業所に通うこどもたちすべてに、あらゆるカタチで提供していきます。私たちの事業所には、重度や軽度に関わらず、自閉症スペクトラム症のこどもさんから、ダウン症、ADHD、学習障害、知的発達障害、精神疾患など、様々なお子様にご利用いただいています。そして、その保護者のみなさまにも、身近な相談場所としての役割を担える努力を行なっています。
利用するしないに関わらず、まずはお気軽に実際の環境を見ていただけたらと思います。事前のお問い合わせによるご予約をお願いいたします。


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