あたらしい福祉という幻想
ようやく、AQUAとCREAの合同連絡会議が隔週で開催されることとなりました。
同時に、ふたつの事業所の管理者と法人役員の運営会議も、定期的に行うようになりました。
「今更?」と言われそうですが、これまでの私たちの経験から、設立を含めてしばらくは、運営を管理者に任せる方針を貫いてきた経緯があります。
私たちは、AQUAとCREAを同じものにしたいとは考えていません。それぞれが独立した事業体であることは、設立当初からの私たちの思いでした。
上からのトップダウンで運営することは、事業者側にとってたとえ都合が良くても、任された管理者の考えや行動を制限するだけではなく、役割の認識や運営の責任、なによりモチベーションの低下を招くと考えています。
各事業所は、それぞれがチームであり、仲間であり、そして、なにより運命共同体でもあります。今回の会議を通して、そのチームになれていたのは、明らかにCREAだったように思います。逆に、AQUAは、代表の知識や技術に頼っている現状も見られました。私たちが、人様に自信をもってお応えできるようになるには、まだまだ自己研鑽の必要性を感じました。
私たちが、ふたつの事業所の合同会議を開く目的は、やはりAQUAとCREAを並行利用されているお子様の支援方針をすり合わせることの重要性を認識するようになったからです。
それぞれがちがった支援を行うことで、こどもたちに不安や負担を強いることで混乱を招いてしまうリスクが発生したり、双方の事業所に影響を及ぼすことをできるだけ避ける意味もあります。同時に、双方での様子を確認することで、あらたな視点の発見や、ちがった視点からの支援のあり方を検討することも可能となります。
福祉とは、支援とは、決してきらびやかなものではなく、ひとつひとつの積み重ねや、支援者の気づきや視点、見立てと手立ての蓄積でしかありません。
私たちは、なにかの枠にはめることでうまくいく支援はないと考えています。こどもひとりひとりで目標も違えば、アプローチも違います。同時に、個々人の時間の流れも違います。そこを把握しないままの支援は、こどもたちにとっては負担であり、ストレスでしかありません。
当然ですが、不適応や問題行動につながることもあるでしょう。そして、支援者が「レッテルを貼る」という悪循環が生まれます。
私たちは、「最新技術をつかう」「きれいな箱をつくる」ことではなく、自分たちが考え、行動し、振り返るを繰り返していくこと、地道な努力を重ねることで「専門的支援」につながることを信じ、、、「あたらしい福祉」よりも、「本物の福祉」を求めていきたいと思っています。
こどもたちからもっと謙虚に学び、自分を律し、切磋琢磨していきたいと思います。



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