職員研修体制について/クレアの退職者に伴うお詫びとお知らせ
こどもサポートルーム アクア/クレアでは、月1回、全体研修を開催しています。私たちの考える研修は、まず、技術論としての研修から入るのではなく、障がい者・障がい児の方々と関わる福祉専門職員として、まず運営法人の考えや、職員に求める資質、さらには、福祉職員として働く上で大切なことといった、「人と関わる仕事」を行う上で必要な考えや想いを重視した研修を行います。その期間は、会社の指示がないかぎり、全職員に対して外部研修の参加は控えて頂くようにお願いしています(もちろん、あくまでお願いであり、全く参加できないわけではありません)。なぜなら、また児童分野での経験の少ない支援者が、技術論を学ぶことばかりを先行させていしまった結果、「〜すべき」「〜しなければならない」といった支援技術ばかりに依存してしまい、個別に支援を行う必要があるにも関わらず、専門的支援と言う名目で一方的な環境整備を行ったり、対応方法について自ら考えることをせず、すぐに専門家に解答を求めてしまい、結果的に、こどもたちに真剣に向き合う機会を減らし、こどもたちとの適切な関係性を構築できないため、かえってこどもたちに不適応やパニックを引き起こして大きな負担をかけることがあるからです。(これまでも、たくさんあったように思います。)
その部分に向き合えない福祉職員は、管理者的立場であれ支援員であれ、どの法人、どの事業所でも、ご本人や保護者からの苦情(クレーム)や支援中のインシデント(ヒヤリハット)やアクシデント(事故)、ましてや虐待という形で頻繁に出現し、大きな事業所の問題となってきます。先日も、福祉施設で、この炎天下のなかで、車内に利用者を残したまま6時間も放置した結果、熱中症で死亡した事件がありました。単なる確認ミスということではなく、意外かもしれませんが、実際は、職員が利用者さんに対して関係性を構築できていないことが、こういった問題を引き起こしたのではないだろうかと考えてしまうのです。アクア/クレアでも、「ことばをうまく発せない」「自ら訴えることができない」こどもたちは、少なからずいます。その人を見る、その人を感じる、その人の思いに気づく、そして、相手からも発声や表情、行動で返す、普段からそういった関係性がとれていることで、何よりその人の存在を感じることができると思うのです。
やはり、そこには、支援技術論よりも先に、人としての生き方の確立やこの仕事に対する自分の想い、人と関わることへの畏怖や敬意、自らを省みる力、スティグマとの向き合い方などの対人援助職としての専門性を身につけることが重要だと考えます。私たちの研修は、その点を重視した研修を行っています。これまでの研修内容は以下の通りです。
1回目「わたしたちの考える発達支援の方向性/信頼できる大人としての関係性」
2回目「求められる福祉職員となるために/求められる資質と相談支援技術」
3回目「チームワークの重要性/排除しない組織づくり・スティグマの理解」
4回目「専門性とは何か?/自己理解・自己覚知の重要性」
5回目「相手に寄り添うということ/電話対応〜インテークまで」
6回目「信頼される職員となるために/契約〜アセスメントの重要性」
7回目「求められるサービスとは何か?/支援とは何か?」
8回目「記録の重要性/利用者・支援者双方の権利を守る大切なこと」
研修については、代表と取締役が話し合いを行い内容を決定、社外取締役が研修を行います。研修を行ったからといって、必ずしも職員のスキルが向上するとは限りませんが、毎回、研修を行うことで、自分たちの支援を振り返る機会になることは確かです。こういった研修の意味は、自分のこととして置き換えることができるか否かだと思っています。
また、「支援技術」についてですが、私たちに一番学びを与えてくれるのは、毎日アクア/クレアに足を運んでくれるひとりひとりのこどもたちです。このひとりひとりのこどもたちに、私たち職員は愛情をもって接し、かつ、このこどもたちの将来を真剣に考え、時には心配し、時には成長を喜び、一喜一憂しながら、それでも決して惰性ではなく真摯に丁寧に、かつそのこどもの人生に関わることへの怖れと敬意を感じながら、どうしたらうまくいくだろうかと日々考えつつ向き合っていくことで、自ずとその子に対する支援技術が集約され、職員に力がついてくるのだろうと思っています。これまで支援技術を確立した人たちも、きっとそうやって利用者と真剣に関わってきた結果を、技術論として集約して来られたのだろうと思っています。最初から技術があったわけではないですよね。なので、私たちも技術論に溺れることなく、ひとりひとりに真摯に向き合い取り組んでいきたいと思っています。
最後に、この度、「こどもサポートルーム クレア」において、数名の退職者がでました。利用されているこどもたち並びに保護者の皆様には、夏休み前の大切な時期に、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。退職者の退職理由については、ここで言及することは致しませんが、これまでのクレアを支えて頂いたことには、なんら代わりはありません。これまでの業務ならびに貢献に対して法人ならびに職員一同心より感謝致します。福祉業界は空前の人手不足の状態にあり、夏休み前のこの時期に、皆様の期待にお応えする上でも人員の補充ができるかかなり心配しましたが、おかげさまで新たなスタッフを受け入れることができ、心機一転、新たな気持ちで再出発することができました。また、大幅な体制変更に伴い、クレアの支援体制が確立するまでは、代表が直接、職員への側面的支援を行いますので、これまでとは違ったクレアをお見せすることが可能となると思っています。これまで利用して頂いたこどもたち並びに保護者の皆様には、引き続き安心してご利用いただけたら幸いですし、万が一、ご不安・ご心配等がございましたら、ご遠慮なくアクア/クレアにご連絡いただくか、ご担当の計画相談支援事業所の相談支援専門員さんにご相談いただければと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
その部分に向き合えない福祉職員は、管理者的立場であれ支援員であれ、どの法人、どの事業所でも、ご本人や保護者からの苦情(クレーム)や支援中のインシデント(ヒヤリハット)やアクシデント(事故)、ましてや虐待という形で頻繁に出現し、大きな事業所の問題となってきます。先日も、福祉施設で、この炎天下のなかで、車内に利用者を残したまま6時間も放置した結果、熱中症で死亡した事件がありました。単なる確認ミスということではなく、意外かもしれませんが、実際は、職員が利用者さんに対して関係性を構築できていないことが、こういった問題を引き起こしたのではないだろうかと考えてしまうのです。アクア/クレアでも、「ことばをうまく発せない」「自ら訴えることができない」こどもたちは、少なからずいます。その人を見る、その人を感じる、その人の思いに気づく、そして、相手からも発声や表情、行動で返す、普段からそういった関係性がとれていることで、何よりその人の存在を感じることができると思うのです。
やはり、そこには、支援技術論よりも先に、人としての生き方の確立やこの仕事に対する自分の想い、人と関わることへの畏怖や敬意、自らを省みる力、スティグマとの向き合い方などの対人援助職としての専門性を身につけることが重要だと考えます。私たちの研修は、その点を重視した研修を行っています。これまでの研修内容は以下の通りです。
1回目「わたしたちの考える発達支援の方向性/信頼できる大人としての関係性」
2回目「求められる福祉職員となるために/求められる資質と相談支援技術」
3回目「チームワークの重要性/排除しない組織づくり・スティグマの理解」
4回目「専門性とは何か?/自己理解・自己覚知の重要性」
5回目「相手に寄り添うということ/電話対応〜インテークまで」
6回目「信頼される職員となるために/契約〜アセスメントの重要性」
7回目「求められるサービスとは何か?/支援とは何か?」
8回目「記録の重要性/利用者・支援者双方の権利を守る大切なこと」
研修については、代表と取締役が話し合いを行い内容を決定、社外取締役が研修を行います。研修を行ったからといって、必ずしも職員のスキルが向上するとは限りませんが、毎回、研修を行うことで、自分たちの支援を振り返る機会になることは確かです。こういった研修の意味は、自分のこととして置き換えることができるか否かだと思っています。
また、「支援技術」についてですが、私たちに一番学びを与えてくれるのは、毎日アクア/クレアに足を運んでくれるひとりひとりのこどもたちです。このひとりひとりのこどもたちに、私たち職員は愛情をもって接し、かつ、このこどもたちの将来を真剣に考え、時には心配し、時には成長を喜び、一喜一憂しながら、それでも決して惰性ではなく真摯に丁寧に、かつそのこどもの人生に関わることへの怖れと敬意を感じながら、どうしたらうまくいくだろうかと日々考えつつ向き合っていくことで、自ずとその子に対する支援技術が集約され、職員に力がついてくるのだろうと思っています。これまで支援技術を確立した人たちも、きっとそうやって利用者と真剣に関わってきた結果を、技術論として集約して来られたのだろうと思っています。最初から技術があったわけではないですよね。なので、私たちも技術論に溺れることなく、ひとりひとりに真摯に向き合い取り組んでいきたいと思っています。
最後に、この度、「こどもサポートルーム クレア」において、数名の退職者がでました。利用されているこどもたち並びに保護者の皆様には、夏休み前の大切な時期に、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。退職者の退職理由については、ここで言及することは致しませんが、これまでのクレアを支えて頂いたことには、なんら代わりはありません。これまでの業務ならびに貢献に対して法人ならびに職員一同心より感謝致します。福祉業界は空前の人手不足の状態にあり、夏休み前のこの時期に、皆様の期待にお応えする上でも人員の補充ができるかかなり心配しましたが、おかげさまで新たなスタッフを受け入れることができ、心機一転、新たな気持ちで再出発することができました。また、大幅な体制変更に伴い、クレアの支援体制が確立するまでは、代表が直接、職員への側面的支援を行いますので、これまでとは違ったクレアをお見せすることが可能となると思っています。これまで利用して頂いたこどもたち並びに保護者の皆様には、引き続き安心してご利用いただけたら幸いですし、万が一、ご不安・ご心配等がございましたら、ご遠慮なくアクア/クレアにご連絡いただくか、ご担当の計画相談支援事業所の相談支援専門員さんにご相談いただければと思います。
以上、よろしくお願いいたします。


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